Amazon Echoなどのスマートスピーカーを利用していると、気になるのが、音声がどれくらい録音されているか。
もちろん、度々話題となっていることですし、プライベートな会話なんて誰にも聞かれたくないもの。ましてや顔も名前も知らない第3者に勝手に情報として録音データを聴かれていると考えるとゾッとします。
アレクサの性質上、音声によって操作を行うため、音声の傍受は必須になります。
今回、Amazon Echoはじめ、アレクサがどのタイミングで音声を録音し、利用されているかを解説します。
アレクサが日々成長している理由
AmazonのAIであるAlexa(アレクサ)は日々成長をしています。
それは、Amazonが音声データを収集して、解析し、より使いやすくするために学習をしているからです。
例えば、
の様に、テレビを切るという表現は使えませんでした。(認識しなかった)
アレクサからすると、テレビを切るというのが消すという表現とイコールにならなかったのでしょう。
ところが、現在
細かいことですが、この表現の違いや、方言などを聞き取りしてくれるように進化しています。
ポイント
- Amazonが音声データを収集している
- 色々な表現を解析し改善
- 成長しているのはスキルだけでない
- 単語をタグ付けしている
日々音声を研究して、タグ付けをすることで正しく認識してくれるようになっております。
似ている単語が少しずつ判断されるようになってきて、うまく聞き取りしてくれるようになってきていますね。
アレクサが録音を開始するタイミング
アレクサが録音を開始するタイミングはズバリ「アレクサ(ウェイクワード)」を伝えたとき!
普段の会話の途中で、アレクサという単語が出てきて、別にEchoに指示をしていないときでも、勘違いして録音が始まることもあります。
録音はしていないにも関わらず、音声を常に認識できるように待機をしています。
この待機している段階でも音声を聴き分けている所が、盗聴されていると感じて嫌だと思う人も多いでしょう。
ポイント
- 常に音声を聞いて待機している
- ウェイクワードから録音を開始
- 録音されたデータはAmazonに送信される
- 聞き取った内容に対して返答する
必要な時以外の音声を聞けなくする方法
実はAmazon Echoは必要な時以外の音声を聴きとれなくする方法があります。
それは「マイクオフ機能」
アレクサに音声を聞いてほしくないとき、指示をしないから黙っていてほしい時などに役立ちますね。
やり方は簡単
Echoのボタンの中で、マイクのマークがあります。写真では左ですね。
これを押すと
このように、赤く光って、マイクオフ状態をお知らせしてくれます。
こうすれば、必要な時以外の音声データを録音されることなく利用することができます。
まとめ
AmazonのAIであるアレクサは日々成長しています。
この成長というのは、私が普段使っていても感じることが出来るくらいなので、かなりの速度ではないでしょうか。
音声のデータはこの成長に必須なので、録音して解析をして日々進化していくというものなので、録音データは丁重に扱われていると思っております。ただし、音声を他の人(Amazonの人たち)に聞かれるのが嫌だという方は、オフの機能をしっかりと使い、プライバシー管理をしましょう。