Amazon「Fire TV Stick」がリニューアルして、新型「Fire TV Stick 4K」となり登場!
以前までは、4K画質を見ようと思えば、スクエア型の「Fire TV」専用でしたが、今回のリニューアルから「Fire TV Stick」が4Kに対応。CPU面もクアッドコア1.7GHzへとアップデートしてさらにパフォーマンスがアップしました。
このパフォーマンスの向上によって、「Fire TV Stick」という小柄ながらも、4K Ultra HD・Dolby Vision・HDR10+などに対応しています。これによってスクエア型の「Fire TV」は販売停止となり、「Fire TV Stick」へと統合された形となります。
Fire TV Stickとは?
そもそも「Fire TV Stick」とは、簡単に言えば様々な動画をテレビで見れるようにしてくれるツール。「テレビをインターネットに繋げる」そんなことができるツールなのです。以前の記事も参考にしてください↓
Amazonプライム会員でなくとも話題の動画見放題サービスをテレビで見ることができます。
Amazonのプライム会員あら、数万タイトルを超える豊富な映画やドラマが見ることができます。さらに、Amazonプライムビデオ限定のドラマもありますので、これだけでも動画ライフに困らないくらい。このように、インターネットで配信されている動画を部屋にある大画面のテレビで見ることができるのが「Fire TV Stick」なのです。
さらに、対応アプリをインストールすることで、様々なコンテンツが利用できます。
- 写真の共有
- 音楽の再生
- インターネットサイト閲覧
- ゲーム
- ミラーリング
などなど、色々な機能が使えてとても便利なのです。その他の機能に関しては、上記にある以前の記事も参考にしてくださいね。
「Fire TV Stick 4K」は何が違う?
ここからは「Fire TV Stick 4K」の性能の違いは一体どうなのでしょうか。
・価格:¥4980→¥6980(4Kモデルが2千円高い)
・CPU:クアッドコア1.3GHz→1.7GHz
・AI:Alexa(アレクサ)対応音声認識リモコンが付属
・オーディオ:Dolby Atmos
・解像度:1080p→4K
・Amazon Echoとペアリング可
基本性能として、CPUプロセッサの性能が向上した点が高評価です。操作性能が80%向上したと評価されております。これによって、今までの「Fire TV Stick」で起こっていた、操作入力時のフリーズ減少や、音飛び、操作時のカクツキなどが大幅に軽減されております。ストレスフリーとなるでしょう。
解像度について
テレビの解像度を表す4Kに対応。これによって今までより、より鮮明に、より綺麗な映像を体験することができます。よく家電量販店でテレビの比較で設置してありますが、やっぱり並べてみると全然違いますよね。
その4Kに対応。
性能表にも出てきました、HDRとは「High Dynamic Range」(ハイ・ダイナミック・レンジ)の略称です。旧来の方式に比べて、明暗の差をよりダイナミックに表現できる新しい映像技術なのです。人間の視覚により近づけ、明暗差をはっきりと知覚できるようになっております。今までの方式では、明るさの部分を大幅に圧縮して再現されていたのです。この明部の圧縮を弱め、輝度差や光彩をはっきりと表現できるようになったというわけです。
HDRの3つの方式
- HDR10:HDRの基本
- Dolby Vision:より高画質
- HLG:放送用
それぞれの方式がありますが、HDR対応と書いてあれば基本はHDR10と考えていただいて差し支えありません。
この、各種方式が違うことにも、すべて対応しているので、「Fire TV Stick 4K」は侮れません。
オーディオについて
オーディオがDolby Atmosに対応しております。
Dolby Atmosとは
技術的な特徴 ドルビーアトモスは、最大128(同時発音)のロスレスオーディオストリームをサポートし、最大64のディスクリートスピーカー出力に対応しています。 天井スピーカーのほか、スクリーン側にサイドサラウンドスピーカーを増設することで音の移動がさらにリアルになります。
出典:https://www.dolby.com/jp/ja/technologies/dolby-atmos.html
これによって、サウンドが周囲の3次元空間で動き回ります。ヘリコプターの音なら、通過していくにつれて、上に音が移動していくように。自分がそのアクションの中にいるかの様に感じられ、よりリアルな体験へと変わります。
POINT・サウンドが周囲のどこでも動く
・頭上から音が聞こえる感覚
・迫力のある音質
・力強いインパクト
これらの特徴がDolby Atmosには備わっています。
Alexa(アレクサ)への対応
性能のアップだけでなく、リモコンがAlexaへと対応しているのです。これは革命的なポイント。
いつか来ると信じていましたが、ついに、「Fire TV Stick 4K」で対応です。
これによって、「Fire TV Stick」でもAlexaのスキルが使えるようになります。音声認識ボタンを押しながら話しかけると、好きなコンテンツを探したり、再生のコントロールができます。「アレクサ、○○を再生して」「アレクサ、30分早送りして」などのことを音声で操作できます。さらに、周辺の天気を調べたり、好みのスポーツの試合結果を調べたりが音声入力で対応可です。
リモコン使うなら音声じゃなくても早送り位するって?
確かに!!
でもでも、テレビの操作まで音声でできるってなったら、なったらどうですか!?
「アレクサ、テレビつけて」
「アレクサ、テレビの音量上げて」
「アレクサ、○○(タイトル)を探して」
対応のテレビやスピーカーがありますので、「Fire TV Stick 4K」が対応しているテレビなら、Alexaで音声操作もできるようになります。(メーカーの互換性を確認するのはこちらから)
これらが手を使わずに出来たらめちゃくちゃ便利じゃないですか。もはや、テレビを見るのに、リモコンを探す時代ではなくなってきたものです。
POINT・アレクサ対応スキルが使える
・AmazonEchoとペアリングができる
・音声でテレビの操作ができる
新しく買うべき商品か
「Fire TV」を持っている方は注意!!(スクエアのやつですよ)
Alexaに対応は夢いっぱい!!これまでどうしてもやってみたかった機能がこんなに詰まっているのだから買いに決まっているじゃないかと思った方はちょっと待ってくださいね!
さらに、既存のFire TV (第3世代、2017年モデル)とFire TV Stick(第2世代、2017年モデル)の製品においても12月に予定しているWi-Fi経由でのソフトウェアアップデートにより、これら製品に付属した既存の音声認識リモコンでAlexaの利用が可能になります*1。さらに、このソフトウェアアップデートにより、お好きなEchoデバイスの組み合わせでAlexaの遠隔音声認識機能も利用できるようになります。
*1 一部のAlexa機能はご利用いただけません。
これって、Alexaの機能が新しく買い増ししなくても、使えるってことなんじゃないですか!!
これはなんと良心的!
ソフトウェアのアップデートのみで対応してくれるようです。Amazonのこういう対応、本当に大好きです。
まとめ
新型の「Fire TV Stick 4K」は
- CPUの処理速度が上がっている
- 映像が4Kに対応
- オーディオがDolby Atmos対応
- Alexaに対応
これらのメリットがあります。お値段が少し上がって¥6980。
それでも、これだけの機能を有しながらの価格設定なので、相当お得だと感じます。一家に一台。動画ライフがはかどりますよ!!