娘が今は卒業しましたが、幼児体操教室に通っていました。そこで、幼児体操教室はどういった事をするのか、どんな特徴があるのかをまとめてみました。
幼児体操教室の特徴
娘が通っていた幼児体操教室は、保育園にて行われておりました。保育園の多目的ルームをスポーツクラブの先生が借りてそこで行うという形式です。対象は保育園児~小学校低学年。小学校高学年になると地域の体操クラブへ異動するという形でした。
保育園で行われているので、先生は、保育の体操部門の授業にも関わっておられ、色々やりやすかったと思います。
一般的な幼児体操教室の特徴は
- 体力の基礎づくりが出来る
- 集団行動での社会性が身に付く
- 「できた!」の体験によるチャレンジ精神が身に付く
これらの事が身に付き、小さな子供の成長の一環を担ってくれます。
体力の基礎作り
幼少期にとても大切と言われているのが、体力の基礎、運動の基礎を作り上げる事です。小さなころから何もせずに、家で過ごしているだけでは、運動能力がなかなか向上しません。そこで、体操教室に通う事で、体力の基礎が作られます。
幼児向けの体操教室では、リズム運動や柔軟体操などの簡単な運動からスタートします。体力・運動の基礎をここで養えます。さらに大きくなるにつれて、ボール遊び、マット運動などの器械体操、跳び箱、鉄棒やリズム体操など幅広く運動を教えてくれます。バランス良くスポーツ教育が行われます。
中でも、縄跳びは小さなころからやっていて、技を早いうちに身に着けることが出来たので、娘はとっても喜んでいましたよ。
集団行動で社会性が身に付く
体操教室には先生がもちろんいます。先生の指導に従って、皆で協力して色々なことにチャレンジします。
私の娘の通っていた幼児体操教室では、
- 挨拶をしっかりとします。
- 元気よく返事をします。
- 助け合いをします。
- 命を大切にします
- 卑怯なふるまいをしません。
- 親孝行します。
- 素直・謙虚・感謝の気持ちを持ちます。
こういった事を約束事として実行しております。先生がこの約束事に沿って指導を行い、集団行動の練習を行います。ただ、体操を行うだけでなく、これによって社会性を身に着けることができますね。
特に面白かったのが、
先生「片付けをする時に、きびきびと動くのと、だらーっと動くのでは、どっちが身体が強くなると思う?(実践してみせる)そう、びしっときびきび動いた方がめちゃめちゃカッコよくできるんだよ!」
と、子供の気持ちを動かしながら、良い方向へと導くことができておりました。とっても、素敵な先生でした。
「できた!」の体験によるチャレンジ精神が身に付く
小さな子供の頃から、負けない心、チャレンジ精神を培う事は将来的に有効であると思います。多くの幼児体操教室では、できたの体験を多く用意されている物です。
私の娘が通っていた教室では、自分の体力に合わせて、色々な運動を実施しております。一つ一つにクリア課題として、チェックシートが用意されております。
例えば、跳び箱が1段~10段まで用意されており、一つクリアする毎にできたの証がサインされます。これがどんどん集まってくる毎に、自分がどれくらいできているのか、次の目標はどんなものがあるのだろうと、明確になっている点がやる気アップにつながります。
一つ一つできるようになって、先生に褒められたり、できたことで自信がついたりして、嬉しそうに話しをしてくれる子供たちがそこにいました。
まとめ
幼児体操教室では、色々な運動を通して様々なメリットがありました。
- 体力の基礎づくりが出来る
- 集団行動での社会性が身に付く
- 「できた!」の体験によるチャレンジ精神が身に付く
これらのことを、日常的に体験をすることで、子供が成長する姿を日々見ることができました。教室が終わったときは、必ず、「今日こんなことができてさ~」と目をキラキラさせながら話をしてくれる娘が印象的でした。
皆さんも興味があったら、一度、体験教室に参加してみてはいかがでしょうか。