7月7日は、七夕。
七夕飾りと言えば、笹に願い事を書いた短冊を飾り付けて、楽しむ行事です。色々な願い事を書いてある笹を見るだけでも楽しいものですね。
では、いざ七夕の飾りを本格的にしようと考えたときに、笹ってどうやって用意したらいいのだろうと疑問に思った人も多いはずです。
そこで、購入の場所や、お値段がいくらか、保管方法や七夕飾りについて解説します。
七夕用の笹が購入できる場所と種類
七夕の笹は様々な場所で売っておりますが、生の笹だと
- ホームセンター
- 花屋さん
- スーパー
- ショッピングセンター
などが挙げられます。小さなものでしたら、スーパーやショッピングセンターなどでも購入することができる可能性がありますが、ちゃんとしたものであれば、花屋さんやホームセンターで購入するのが筋です。
そもそも、生の笹は時期的なものですので、取り扱い自体をしていないところも多いです。必ず、電話などで問い合わせしてから、購入しましょう。予約なども受け付けてくれますので、うまく活用しましょう。
造花を買う場合は
笹の作り物である造花であれば、販売店も色々あります。小さなものは
- ダイソーなどの100均
- 雑貨屋さん
- スーパー
- ホームセンター
- ネット販売
などなど色々な場所で買う事ができます。大きな物であればネットでの購入をお勧めしております。小さいのであれば手のひらサイズ、大きいものであれば、2mなどのサイズと、色々選べます。
プラスチック性の造花も最近のものはクオリティが高く、毎年利用する方は、検討してみても良いかもしれませんね。プラスチックの笹についてはこちら
笹の価格について
生の笹は、刈り取ってから日持ちが悪く、すぐに枯れてしまいます。
そのため、お値段は安く
- 小さいもので100~300円
- 大きいもので500~1000円程度
以外にお安いですよね。基本的に、日持ちの悪さと、笹自体がすぐに大きくなるため、比較的大きいものでもお値段は安く設定されていることが多いようです。
プラスチックの造花の場合は、
- 小さいものは100均にも売っている
- 大きいものは5000円~数万円
小さなもので、雰囲気を味わいたい時や、飾り付け程度であれば100均のものでも十分でしょう。職場や地域の七夕飾りなどに利用する場合は、大きな笹を用意する必要があるため、ちょっとお値段がすると覚えておいてください。
生の笹の保管方法
笹は水を吸い上げる能力が低く、普通にバケツの水につけておくだけだと数日でしなしなになって笹の葉が丸まってきます。そして枯れてしまう為、保管の方法には注意が必要です。
やり方は簡単
- 笹の根元である切り口をハンマーなどで叩き潰します。
- 切り口をお酢で煮る
以上で水揚げができます。でも、素人には難しいですよね。そういう方には、使用するまで水に浸しておくという方法もあります。川などが近い人はそれでも可能でしょうけど、なんせ1m以上あるものだと場所がありませんよね。そんなときは
濡れた新聞紙で包む
これで多少は日持ちしますよ。わからなければ、購入した販売店さんで聞いてみてくださいね。
飾り付けのお勧めは?
七夕の飾りと言えば、願い事を込めた短冊です。
それ以外にも色々な七夕飾りがあります。基本的に、折り紙などで作ることが簡単にできますので、色々な飾り付けを作るのも七夕の楽しみ方の一つですよね。
吹き流し | 機織りが上手になるように願いを込めて長寿を祈った飾り |
---|---|
折り鶴 | 家族の健康を祈った飾り |
巾着 | 節約と貯金の心を祈って、商売繁盛の飾り |
投網 | 魚を取る網、豊漁や豊作を祈った飾り |
屑篭 | 整理整頓と清潔と節約を祈った飾り |
紙衣 | 病や災いの身代わり、裁縫や手芸の腕が上がるように祈った飾り |
短冊と以上の6つの飾りを合わせて七夕飾りと言います。無病息災や様々な技術の上達などがお祈りされている意味のある飾りなのです。
これらは折り紙でも作ることができます。丁寧に解説されておりますので、ぜひ。
笹の処分・廃棄方法
七夕飾りは一夜飾りですので、7/7の夜には外します。
使い終わった七夕飾りや笹をどう捨てたら良いのか悩むと思いますので、まとめてみました。
①川に流す
昔はごくごく一般的な手法で川に流すという方法が選ばれておりました。
しかし、現在は禁止されている地域が多いようです。
各市町村に確認していただきたいのですが、大きなイベントや昔からの習慣で許可されている場合以外は川に流すことはしない方がよいでしょう。
ちなみに、七夕イベントなどで、川に流す場合は、下流で回収されているとのことです。
②燃やす
燃やす手法を取っている地域もあります。
天に燃え上がる姿を見て、願いが天に届くと表現されているからです。
こちらも、屋外で焚火など禁止されている地域が多いため、お勧めしません。各市町村で問題なければ可能かもしれませんが、火事などの危険性もあるため、やめておいた方が良いでしょう。
③ごみとして捨てる
可燃ごみとして出してしまう方法です。
笹は木なので、普通の燃えるゴミとして出すことができます。ただし、大きいので、小さく切ってください。また、竹の様に節がある木は燃やすと破裂するので、スプレー缶の様に、穴をあけるために節を割っておくのが良いでしょう。
短冊など願いが書いてあるので、白い紙に包んで捨てる事が良いと言われております。
④焚き上げをしてもらう
願い事を書いてあるので、どうしても捨てるのが忍びない場合はこちらをお勧めしております。
地域の神社によりますが、七夕飾りを一緒に炊き上げて、天まで願いが届くようにしてくれる場所があります。これも各神社に確認してもらえると良いかと思います。実施していない場合もありますので。
普通に捨てるより、願い事が叶いそうなので、お焚き上げはおすすめですね。
まとめ
七夕の笹は
ホームセンター・花屋・ネット
で購入するのがよいでしょう。
生の笹は日持ちがしないので、水揚げの手法を取って、長生きするように配慮が必要です。
七夕飾りには7種類の意味合いのある飾り付けがあるため、それぞれ手作りもできますので楽しみながら作るとよいですね。
七夕を楽しんだら、廃棄処分の仕方に注意して、ゴミに出したり、神社で焚き上げを行ってもらうのが良いでしょう。
七夕の楽しみ方はそれぞれあります。作るところから楽しみですし、願いを込めて一生懸命お願いするのもよし、皆のお願い事を見て楽しむのもよしです。せっかくなので、楽しい七夕にしてくださいね。
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