FireHD7がアレクサに対応したことで話題となっております。FireHDタブレットと言えば、Amazonから発売されている格安タブレットで、通常のインターネットや動画の再生ができるタブレットです。
前回は、FireHD10がアレクサに対応して、EchoShowの代わりになるのではないかと、話題となりました。今回は、画面サイズが7インチの小型タブレットがアレクサに対応したので、比較検証を行っていきます。
FireHDシリーズがアレクサに対応したこと
アレクサに対応したことで、FireHDタブレットシリーズで順次音声操作が可能となっております。
アレクサでできること
アレクサでできることは、音声操作によってさまざまな機能を使うことが出来ます。
ポイント
- 音楽の再生
- ニュースや天気などの情報取得
- タイマーやリマインダー
- スケジュール管理
- 家電の音声操作などスマートホーム
- 音声を使ったゲームや学習など
- アレクサを使った電話やメッセージ
ここに挙げたのは一例です。スキルを使って、様々なことが出来るようになっております。現状でも多くのスキルがありますが、今後も常時開発されており、追加がなされております。

音声で操作をするときに、ながら操作ができるのが良いところ。例えば、家に帰って、玄関先で「アレクサただいま」と言えば、電気とテレビが点いて、好きなチャンネルに設定してくれることも可能です。
Echo代わりに使う二つのモード
Echoの代わりとして使う為に、二つのモードの存在が必要不可欠です。
タブレットとして活用するほかに、据え置き型として使わないときにEchoの代わりとして使うことが出来ます。
- Alexaハンズフリーモード
- Showモード
この二つのモードをうまく利用することで、Echoの代わりとして使うことが出来ます。
※ShowモードはFire 7タブレットでは対応しておりません。
関連記事「Echoとして使うことが出来るか」
FireHD7のサイズやスペックについて
FireHD7 | FireHD8 | FireHD10 | |
価格 | ¥ 5,980 | ¥ 8,980 | ¥ 15,980 |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 8インチ HD | 10.1インチ HD |
解像度 | 1024 x 600 (171ppi) | 1280 x 800 (189ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
カラー | ブラック | ブラック | ブラック |
プロセッサ | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア1.3GHz | 1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコア |
オーディオ | モノラルスピーカーマイク | Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
Alexa搭載 | Alexa搭載。 | Alexa搭載なし | Alexa搭載。 |
ストレージ | 16/32GB | 16/32GB | 32/64GB |
microSDカードスロット | あり 512GBまで対応 |
あり 400GBまで対応 |
あり 256GBまで対応 |
カメラ | 2メガピクセルフロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ +720HDビデオレコーディング |
2メガピクセルフロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
Wi-Fi | デュアルバンド a/b/g/n |
デュアルバンド a/b/g/n |
デュアルバンド a/b/g/n/ac |
バッテリー | 最大7時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 214 x 128 x 9.7mm | 262 x 159 x 9.8mm |
重量 | 286g | 369g | 500g |
当然と言えるのですが、大きな違いは、画面のサイズにあります。
7インチ~10インチと大きさは二回りほど大きくなります。7インチと言えば、ちょうど文庫本と同じくらいの画面サイズとなります。少し小さいですかね?動画を思いっきり楽しもうと考えた場合は少し不向きかもしれません。
サイズ:192 x 115 x 9.6mm
重量:286g
10インチタブレットと比較すると、画面サイズは3/4程度です。

出典https://www.amazon.co.jp/dp/B07JQP28TN/ref=gdt_ilm_tab_must
実際に持っている様子はこの程度のサイズ感なので、少し小さいですが、その分、重さが半分程度。

FireHD10との大きな違いポイントまとめ
どちらを買おうかと悩んだときに、一番考えて欲しいのは、画面の大きさです。
買ったけどやっぱり小さいかもと思ってしまうと損ですからね。
画面の大きさが違う
画面は先ほどお伝えした内容と同様になりますが、7インチと10インチの違いがあります。画面の大きさにして、3/4程度変わってきます。動画を楽しむなら10インチ、本を読んだり、持ち運んだりするには7インチでしょう。
CPUが違う
処理速度の指標であるCPUの性能が異なります。7インチは性能が少し劣るので、色々な処理を同時に実行するマルチタスクは少しもたつく性能です。普段の動画再生程度では問題ないでしょう。
スピーカー性能が違う
モノラルとステレオの違いがあります。タブレットから音声を聞く場合は少し物足りなくなりますので、Bluetoothのイヤホンを持っておくとよいでしょう。
重さが違う
普段使いとして重要なのが、重さです。7インチの場合は、286gの為、半分程度の重さになります。iPhoneが有機ELを搭載して6インチ程度で174gなので、ちょっと重たいスマホ程度の重さと考えてもらえます。逆に10インチのFireHDはそこそこ重たいため、普段持ちながら楽しむには不向きでしょう。
お勧めの使い方
カバンに入れて、普段使いのタブレットとしては十分な性能を持っております。
自宅にいるときは、リビングの目立つ場所に充電器と一緒に置いて、Echo代わりにして、手持ちのスピーカーと接続。音楽再生や情報取得、スケジュール管理に使います。また、ディスプレイ付きEcho代わりなので、天気やニュースを常に流したり、デジタルフォトフレームの代わりとしても利用できます。
タブレットを立てかけるスタンドがあれば便利ですね。
外出するときは、Amazon会員のメリットを存分に使っちゃいます。
最近、私は音楽を聴きながら本を読むというのがちょうどよい感じにはまっております。プライム会員なら追加料金なしだし、ありがたい。まあ、私はAmazonを使い倒しているので、music unlimitedやkindle unlimitedの両方を登録しています。
これだけで、本も買わずに済んでいますし、音楽も購入せずに済んでいます。定額で楽しめるのが良いです。
まとめ
FireHD7がアレクサに対応したことで、使い方の幅がかなり広がったという印象です。
値段もかなりお手頃になっており、手を出しやすいかと思います。アレクサの機能や、プライム会員のメリットを最大限活かす方法を試してみたいという方には本当にお勧めです。EchoやFireHDタブレットなどAmazonの端末はセールでも安くなることが多いです。ぜひチェックしてみてください。
今回紹介した端末