小さなお子様がおねしょをするのは当たり前ですが、大きくなってきたらどんどんとなくなってくるもの。おねしょをしたり、しなかったり、成長するに合わせて移行期間がありますよね。そんな時にする対策のおすすめを紹介します。
おねしょと夜尿症の違い

おねしょと夜尿症は寝ている間に無意識のうちにおしっこが出てしまう事(排尿)を言い、起こっていることに大きく差異はありません。呼び方の違いは年齢です。幼少期の夜尿をおねしょと言い、5~6歳以降の夜尿を夜尿症と言います。
おねしょや夜尿症自体は子供が成長するにつれて解決される悩みであり、なかなか治らない場合は、生活習慣の見直しや薬による治療など様々な対策を取った方がよい場合があるという意味で夜尿に病気の意味である「症」という言葉がついて夜尿症と呼びます。
夜尿症対策アイテムについて
夜におしっこが出てしまう状況に対して、親が怒ることが一番本人の自信を喪失させて、さらに治らなくなるという事もよく聞きます。
そこで、夜尿症が治るまでの移行期間に便利だったアイテムを紹介します。
おねしょシーツ(防水パッド)
これはよく使われているので、ご存知かもしれませんが、おねしょをしたときに布団を汚さない為のシーツです。主に防水加工がなされており、敷布団の上におねしょシーツをつけて、その上に通常のシーツをかぶせるという使い方になります。
このおねしょしーつのよいところは、敷布団の汚れをカバーできる事。
敷布団の汚れを取るには、熱湯かけて、タオルでトントンして乾かすといった大変な対応が必要です。しかも、真夜中に起こされて、明日も朝早いのに、、、なんてことにもなりかねません。
それが、シーツを取って洗うだけ。負担はかなり軽減されるのではないでしょうか。
おねしょ用おむつを着けて寝る
夜尿症は無意識に排尿してしまう現象なので、おむつを着けているからと言って改善しないわけではないという見解が出ております。そのため、おむつをしたまま寝る事も負担軽減に必要でしょう。
そのうち自信がついた本人が今日はおむつなしで寝てみるという風に言う様になると思いますよ。
おむつジュニア用(サイズが合わなくなった場合)
子供の年齢が上がってきてもおねしょが治らなくて、おむつをはかせている場合があります。体が大きくなるとサイズがなかなか合わなくて困ってしまうことがあります。
そこで考えたのが大人用を履かせたらどうかなという案。
これおそらく失敗します。サイズ大きすぎて、うまく機能しないのです。でも、街の売り場には、おねしょ用おむつも売っていないし、大人用もサイズがSしかなくて一体どうすればいいのだ!ってなりますよね。
そんな時はこれ。
ネットならあります。ジュニア用のおむつ。おむつのサイズに悩んだらこれは特に便利に感じられると思いますよ。
おねしょパンツ(布)を着けて寝る
布製のおねしょパンツも発売されております。
内側に防水加工がされており、おねしょをしても少しくらいなら漏れないといったものです。一番のメリットは、一見普通のパンツに見えるので、本人が恥ずかしがらずに対策が取れること。
量の多い排尿には対策しきれませんので、上記に挙げた防水シートと併用をお勧めします。
おねしょズボンを着けて寝る
上記のおねしょパンツ(布)と一緒で、内側に防水加工がされているズボンになります。
メリットは通常のズボンの様に履けること。こちらも見た目は通常のズボンの様に見えます。一番活躍するのは、部活動の合宿やお泊り会でしょう。
子供が大きくなると、外部での宿泊が増えます。そんな時に不安にならないように対策してあげるとよいでしょう。
ただし、ちょっと蒸れるので普段使いには問題がありそうです。
おねしょケット
こちらは我が家では使っていないのですが、よく調べてみると簡単そうで良かったです。腹巻の様なタオルケットを履かせるだけ。
寝返りをよく打つ子や寝相が悪い子も、ズボンの様に履かせるので、ずれる心配もなさそうだし、寝ていても履かせるの簡単だなと思いました。
まとめ
おねしょは年齢が小学生を超えてくると夜尿症と呼ばれます。なかなか治らないことを心配しても仕方ない部分があります。そこで、対策グッズを使って負担を軽減できるとよいでしょう。
今回紹介したのは
- おねしょシーツ
- おねしょ用おむつ
- おむつジュニアサイズ(身体が大きくなったら)
- おねしょ用パンツ
- おねしょ用ズボン
- おねしょケット
どれも組み合わせて使う事でより効果が発揮できると思います。おねしょをしてしまったときの一番は親の負担ですから、これが軽減できることが本当にメリットあると思いますよ。悩んでいる方は試してみてくださいね。