習い事「バレエ」のママさんたちは大変である。
発表会の華やかな舞台の裏では、ママさんたちの必至な形相が飛び交います。出演する子供たちの衣装のチェンジやお化粧直し、会場の設営や来賓の相手などなど。もちろん、バレエ教室によっても異なるだろうが、私が経験しているバレエ教室の実話をお伝えします。
今回はそんな子供たちの活躍の陰で頑張るママさんたちを知ってもらおうと思い、記事にしてみました。
母の会という親の会
私の娘が通っているバレエ教室には通称「母の会」が存在します。
私は父親ですが、そこに参加しており、名称を父母の会に変更していただきたく活動しております。
さて、そんな母の会の役割なのですが、基本的に、アシスタント集団として成り立っております。
主にある役割として
・発表会のお手伝い:多岐に渡る
・行事の準備や引率:合宿や集まりなど
・行事会計:様々な行事の会計を行う
・各種連絡役:先生との間を取り持って伝達
挙げ出したらもっと多いでしょうけど、これくらいのことを実施しております。
特に大変だと思うのが、やっぱり発表会。
基本的にアシスタントさんを外注しないため、費用は抑えられますが、ママさんたちはてんてこ舞い。わが子の演技を見るのがやっとってくらいです。リハーサルであるゲネプロはほとんど見ることができません。
発表会での役割
発表会でやっぱり大変だなと思うのが、やっぱりお・カ・ネ!!
気になる費用に関してはこちらをどうぞ
合わせて読みたいバレエ月々の支払いについて
発表会での役割は
- 受付
- メイクや衣装の準備
- 楽屋の管理
- 進行管理
基本的に、スタッフを外注せずに母の会で分担して受け持ちます。メイクはプロの方もしくは、それに準じた方に順番にやってもらいますが、子供のメイクが落ちないように管理することも役割に加わります。おやつなど小さな一口で食べることができるものに限定するなど気配りが大変です。
受付はゲストや観客さんが来場するために受付します。花束なんかもここで受け取りしますよね。
そんなこんなで、役割を果たしていると・・・
自分の子供のステージで活躍を見るのがやっとなんです!!
これはちょっと悲しい。
しかも短時間で舞台袖から、ちょっとだけ見るだけ。ということになってしまいます。わが子の晴れ舞台をちょっとの時間しか見ることができないなんてと思います。しかし、これもよい舞台を作るため、子供と親を含めたみんなで一丸となるという良さがあります。
行事に関して
行事が毎度あります。私の娘が通っているバレエでは
- 夏の合宿
- 新年会
- お祭り
- 各種公演会への参加
などなど、多岐にわたります。
合宿に関しては、練習が絡むので体育館の手配や宿泊先、その他下準備から引率まですべて行います。先生は練習の振り付けなどがありますが、基本的に準備から楽しみのイベントまで裏方はすべて母の会で受け持ちました。
子供たちの移動の為、引率をして、催しの参加までやることは多いですね、大変です。
発表会の準備「ママさん裏話」
発表会はとっても手間がかかる物。本人たちの努力のほかに、ママさんも努力しております。
衣装の準備が大変なんじゃ~
母さんが夜なべーをして、てぶくーろ・・・ってそんなイメージ。
使う衣装はレンタルが主流なのですが、これが先生のイメージに合わないと作り変えが要求されます。
例えば、上に羽織る物や小道具のようなもの、子供のサイズに合わせてサイズ変更。
これがなかなか素人では難しい。サイズのアップを要望したのですが、スカートのフリフリ部分がサイズ大きくなるのでダメ。つまり、痩せるか、作り変えるか・・・。そんな、、、大変じゃないですか・・・。
これだけだったらまだ手縫いでフックを購入して作り変えますが、最初の写真の帽子を作ってくれとなったら・・・。ミシンが欲しい・・・(切実)。
私のような素人では手に負えるわけもなく、ちょっと遠いミシン教室まで足を運びました。
ミシンの先生に怒られながら、作ること1時間半。
これはなかなか大変でしたね。
まとめ
これだけ苦労しても、発表会で成長して頑張る娘の姿を見ると、本当に頑張ってよかったなって報われる気持ちになります。
娘が何かに一生懸命に取り組んでいる姿、楽しそうにしている姿を見るたびに、ああ、私も頑張ろうという気持ちにさせてくれます。楽しいばかりではない習い事ですが、やってて本当に良かったなって思える瞬間に出会えることが他では味わえない楽しさとなります。
今回は大変なことが多い苦労のお話でしたが、良い面も多いので、習い事をどうしようか考えている方は、一度見学に行ってみてはいかがでしょうか。