ドコモの新料金プランが2019年6月1日(土)から開始します。
新料金プランの名称は「ギガホ」「ギガホライト」です。新料金プランは最大4割お得になると言われておりますが、実際はどうなのでしょうか。私の現状の契約プランと比較してみました。
ギガホ・ギガホライトの特徴
ギガホ・ギガホライトは音声プラン、spモード、データ通信量をパッケージにした料金プランです。
データ通信量が多い方向け:ギガホ(30GB)6980円
データ通信量が少ない方向け:ギガホライト(1~7GB)1980円~5980円
オプションで、国内通話かけ放題の「かけ放題オプション」「5分通話無料オプション」などが選択可能となるので、従来のプラン通りの使い方ができます。
ポイント
- 全てパッケージで定額のプラン
- 通信量で選択できる
- オプションでかけ放題にもできる
- ギガホライトはデータ通信量が段階で支払い金額が変化
- ファミリー回線で割引(最大1000円)
新料金プランを利用するにあたって使えなくなったサービス内容もあります。
廃止されるサービス
- 月々サポート(端末購入サポート)
- docomo with
これによって、端末購入のサポートがなくなります。新しい料金プランに移行しようと考えた場合、月々サポートを受けている場合は、サポート終了となります。また、docomo with に関しても、同様にサービスを受けることができなくなります。
新しいスマホを毎回購入して使いたいという方には少しデメリットがある可能性があります。しかし、格安Simのように端末を自分で用意する人にとっては有利に働きそうです。
実際にどれくらい安くなるのか検証してみた
私自身、月々サポートを利用していますし、妻はdocomo withのサポートを受けている状態です。どれくらい安くなるのか、それともそのまま利用した方が良いのか、検証してみます。
検証の条件
ポイント
- 家族2名+キッズ1名
- 月々サポート中1名
- docomo with利用中1名
- シェアパック5GB
- かけ放題利用
この条件で検証してみたいと思います。
同条件の新料金プランは?
同一条件の新料金プランを検討してみると
じりーさん:ギガホライト5GB+5分かけ放題=4980円+700円
じりーさん嫁:ギガホライト3GB+かけ放題=3980円+1700円
じりーさんキッズ:キッズプラン=500円
ギガホ利用回線が2回線の為、割引はそれぞれ500円なので、500円×2=1000円引きとなります。
よって、11860円となります。
ここに、携帯の端末代が乗っかってきます。
後程掲載しますが、じりーさん:2340円、じりーさん嫁:1222円
合計:15422円
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現状の支払い金額と比較
続いて、私の現状の請求金額を見ていきましょう。
まずは、私じりーさん(月々サポート利用)
合計18684円!
というのは嘘で、ドコモ払いも含めてこの金額でした。
実質は
- カケホーダイライト:1700円
- シェアパック:3100円
- ずっとドコモ割:-800円
- 端末分割代:2340円
- 月々サポート:-2997円
- spモード利用料:300円
合計:3643円
続いて、じりーさん嫁(docomo with 利用)
- カケホーダイ:2700円
- シェアパック:3600円(スピード追加したので本来2600円)
- シェアオプション:500円
- 端末分割代:1222円
- 月々サポート:-1500円
- spモード利用料:300円
合計:5822円(スピード追加していない場合)
じりーさんキッズ:キッズプランで500円
家族全員で9965円
端末の月々サポート代金が端末代金を超えているため、毎月の支払金額が安くなっているという状態でした。docomo with端末の支払いが完了した場合、さらに565円安くなる予定でした。
結局どっちが良い?
現状、そのまま新料金プランに乗っからないのが得策!!
という結果が出ました。現状のプランもそのまま使えるので、端末を新しく買い替えたいなと考えない限りはそのまま利用が良いという結果です。
ただし、乗り換えた方が良いという条件もあります。
新料金プランがお得な例
- ギガホを使う場合(大容量データプラン)
- かけ放題が必要ない人
- 端末をすでに用意できている人
ギガホは大容量データ通信が可能なので、データ通信量を気にせず使いたいという人は、めちゃくちゃ安くなるはずなので、お勧めです。
ウルトラシェアパック30GB:14580円なので、ギガホにすれば、通話込みで6980円。
特に金額上乗せになってしまうのが、通話のかけ放題です。
かけ放題が必要ない人は、今までの基本使用料分が安くなるイメージですので、お得。
さらに、料金に関しては、端末代金を含まない場合が安い状態となるので、自分で端末を用意できる人は十分安く利用できそうで、良いですね。
まとめ
正直、かなり惜しい!
普段から少し安くするために、Wi-Fiを利用しつつ、データ通信量を抑えながら利用している私にとっては、あまり魅力のない結果になってしまいました。現在利用している端末代金をサポートしてくれる月々サポートが優秀すぎました。
逆に、データ通信をガンガン使うよ、ギガを気にするの嫌だって方は十分安くなるプランです。
家族で5GB程度しか使わなくて、1万円ちょっと。30GB使って1万5千円程度。うーん、使った方が良い気もしますね・・・。
ココが変われば利用するかも
惜しいポイントは
ココを変えて欲しい
- データが使い切りではなく、翌月持ち越し可能に
- ライトプランの段階をもう少し分けるor安く
- かけ放題が安くなって欲しい
正直、ライトプランにうまくマッチするラインがありません。1・3・5・7GBではなく、2・4・6GBもあれば使い勝手が良いのですがねえ・・・。もしくは、段階をオートで決めるのではなく、好きなGBを選べるのがいいなと思います。
現状のまま改善がなければ、格安SIMも検討しても良いかもしれません。
格安Simならマイネオがお勧め