Amazon Echoを代表とするAlexa端末は、インターネットに接続して初めて色々な動作ができるようになっています。
音楽のストリーミング再生なども、インターネット環境があって初めてできることです。普段使えていたけど、急に音が出なくなった、再生が途切れるなど不具合があるときの対処方法について解説します。
ストリーミング再生ができない時に考え得る4つの事
ストリーミング再生ができないときは、以下の4つの事柄が問題となっている可能性があります。
4つのポイント
- Wi-Fiの混雑状況を緩和する
- Wi-Fiのチャンネルを切り替える
- デバイスを再起動する
- ファイアウォールを確認する
主に、接続がうまくいかない場合の対処がメインとなります。
インターネット環境が安定していない、回線の速度自体が遅い場合も、問題が発生します。
Wi-Fiの混雑状況を軽減する
Wi-Fiのネットワークに複数の端末が接続している状態であると、速度が遅くなり、パフォーマンスが不安定となります。
同じWi-Fiルーターに接続する可能性のあるデバイスとして
デバイスの種類
- スマホ、タブレット、パソコンなど
- ゲーム機器
- Amazon EchoなどのIOTデバイス
家族で共有している場合、多くの機器が接続している状態となります。
あまりに多すぎると、回線を占有してしまい、通信の速度が落ちます。
さらに、Wi-Fiルーターとあまりに遠すぎたり、部屋など扉を挟んだりする場合は、回線接続が安定しません。
対処方法
- 使用していない端末をオフにする。
- Alexa端末をWi-Fiルーターに近づける。
- 壁や金属など、干渉源(電子レンジなど)から離す。
- デバイスが床にある場合は、棚や机など少し高い位置に移動する。
デバイスとWi-Fiルーターの回線接続を安定させるため、色々試してみましょう。
さらに、他のデバイスが動画など重いデータをダウンロードしていないかも確認しておきましょう。データのダウンロードは通信回線を占有してしまうため、他の端末がデータを受信できなくなってしまいます。
Wi-Fiルーターのチャンネルを変更する
Wi-Fiルーターの多くは、5GHzチャンネルと2GHzチャンネルが存在します。
接続する多くの端末は、2GHzチャンネルを利用しています。
そのため、複数の端末が2GHzのチャンネルを使用していると、ネットワーク速度が低下し、ストリーミング再生が停止してしまいます。
デュアルバンドルーターがある場合は、Alexa端末を混雑の少ない5GHz帯に接続することで、より広い帯域を使用して、干渉を防ぐことができます。
Alexa端末や各種デバイスを再起動する
Wi-Fiなどの接続に関する問題でストリーミング再生ができない場合は、Amazon EchoなどのAlexa端末、インターネットモデムやルーターを再起動することで解決します。
再起動の手順
- ルーターの電源をオフにする
- 約30秒ほど待つ
- 電源を入れ、再起動する
ネットワークの機器類が再起動できたら、Alexa端末をオフにして、再度オンにすることで再起動をかけます。
こうすることで、再起動⇒再接続がなされ、Wi-Fi接続が正常に戻る場合があります。
Echoの再起動方法や、Wi-Fi接続できないときの対処方法
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ルーターでポートが開放されていることを確認する
ネットワークにファイアウォールが設定されている場合は、送信トラフィック様にUDPポートが開放されているかの確認が必要です。
Alexa端末が正常に機能するために必要なポートは
ポイント
123,443,4070,5353,40317,49317,33434
Windowsなどは、OS自体にファイアウォールの設定がありますが、ネットワークに存在するファイアウォールはまた別物です。通常の使用用途で、家庭で使っているような通信回線ではほぼ問題ありません。ネットワークにファイアウォールが設定されているかどうか不明な場合は、ネットワーク管理者に問い合わせるとよいでしょう。
まとめ
Amazon EchoなどのAlexa端末でストリーミング再生ができないときは
- Wi-Fiの接続環境を確認する
- デバイスを再起動する
一度、再起動してみたり、他の端末をオフにすることで解消することがほどんどです。一度試してみてください。