アサヒ飲料は商品にラベルを付けない「ラベルレス商品」を発売しました。その名も「アサヒ おいしい水 天然水 ラベルレスボトル」。通信販売専用のミネラルウォーターとして、ボトルについているラベルをなくす取り組みを新しく始めたってわけですね。
このラベルはリサイクル時にはがす手間が省けるとして、徐々に人気が高まっております。アサヒ飲料でラベルレス商品が発売されるのは初めてとのことです。
ラベルレス商品とは
ラベルレス商品とは、読んで字のごとく、ラベルがない商品となっております。一般のペットボトル飲料の場合は、ペットボトル自体にラベルが付けられており、商品名や栄養成分表などが表記されております。
よくある、イメージがしやすい、手に取りやすい商品とする為の戦略がこのラベルに散りばめられていますよね。それがないのです。
写真にあるように、ペットボトルに貼付されているロールラベルを削減し、廃棄物量削減によって、環境負荷の低減と、ロールラベルをはがすことによる手間を省き使いやすくした商品がこの「ラベルレス商品」というわけです。
気になる商品の原材料名などの情報は段ボール自体に記載しており、個々の商品へ記載はなくなっております。さらに、記載が必要なリサイクルマークなどはタックシールに記載して、ペットボトルに貼付がされております。これで、ラベルを付けている商品と比べて、ラベル使用に対する樹脂量は約90%もの削減が実現できております。
ラベルレス商品「アサヒおいしい水天然水」を買ってみた感想
ラベルレス商品って実際にどんなものが売っているのかとAmazonで購入してみましたので、その評価をしてみたいと思います。
値段比較
最初にお値段の比較をしてみようと思います。
ラベル商品を検索してみたらAmazonではすでにラベル商品はパントリーでしか販売しておりませんでした。Amazonパントリーの価格は2lの商品1本あたり、116円。(記事作成現在)
対するラベルレス商品であるこちらの商品は
内容量が通常の2lから少し減って1.9lで1本あたり105円でした。
0.1lの差はありますが、アサヒ飲料は1.9lにすることで配送量負荷の削減を目指しているそうです。アサヒ飲料は環境省の推進する、地球温暖化対策のための国民運動である「COOL CHOICE(=賢い選択)」を推進しているのですね。
ラベルレス商品のメリットは⁉
ラベルレスボトルは商品にラベルが無くなって、使うときに便利なボトルですね。環境に配慮している点が世間的には良い点ですが、実際に飲むときにどうなのでしょうか。
ケースには、原材料など必要な情報が書いてあります。ボトルには、この様になにリサイクルタグ以外は何もついておりません。パッと見たところ、何の商品かわからないものです。
自宅で使う場合は、ラベルに何も書かれていても何も問題ありませんね。賞味期限もキャップ部分に記載されております。特に問題ないですね。
捨てる時がこのラベルレスボトルの最大のメリットではないでしょうか。よくあるゴミの分別では、ペットボトルに取り付けてあるキャップとラベルははがして、捨てることが通常です。ラベルは今でははがしやすくなっておりますが、外すのが結構面倒なものです。この商品なら、飲み終わったらキャップを外してそのままポイっとゴミ箱で大丈夫ですね。かなり便利!
まとめ
環境配慮型のラベルレス飲料である「アサヒおいしい水 天然水」は色々なメリットがある商品であることがわかりました。
- ゴミの分別にラベルをはがす必要がない
- 価格が比較的安価
- CO2削減量に貢献できる
- 何が入っているかわからない
自分で消費する分には一切問題なく、使いやすい商品であることが言えます。家族が多い家庭などでは、中身がわからないことで使い辛い点が発生する可能性があります。その点は注意が必要でしょう。
それ以外はとても良い商品ですので、ぜひ使ってみてくださいね。