明星から一平ちゃんシリーズには毎度驚かされている。
ショートケーキ味から始まり、チョコレートソースなどまさにクレイジーと表現しても良いくらいのびっくり焼そばを発売していた一平ちゃんシリーズ。ここ最近は激辛路線など落ち着きを取り戻してはいたのだが、今回発売されたのはこれ「一平ちゃん夜店の焼うどんいなり寿司味」
まさかのお寿司である。
さて、この庶民に親しみのあるいなり寿司がいったいどういった味わいになったのか。まさに史上初の試みである焼うどん。食べてみたので感想を述べてみようと思う。
がり風味マヨ付きのパッケージが気になる
タイトルにも挙げた通り、最初に気になったのは付属のマヨネーズが寿司ガリ風味と言う点。マヨなのに寿司ガリとはいったい⁉とまあ気になる点は、食べてみたらわかるとして、焼うどん感のないパッケージはまさに見事であるといった印象ですね。
ちなみに、いなり寿司の写真はイメージデザインで、実際にいなり寿司が入っているわけではありませんと注意書きが書いてあるくらい、いなりのアピール感がすごいのである。
栄養成分表
- 熱量:514キロカロリー
- タンパク質:8.0g
- 脂質:21.9g
- 炭水化物:71.2g
- 食塩相当量:5.0g
- ビタミンB1:0.29mg
- ビタミンB2:0.34mg
- カルシウム:152mg
気になる熱量は514キロカロリーと焼きそば(うどん)としてはちょっと控えめなカロリー数であります。ボリュームから考えたら抑えめな印象ですね。
中にはお揚げさんが⁉
さて、中を開けてみるとそこには、液体ソース、寿司ガリ風味マヨ、ふりかけ。麺の上には、お揚げさんがコロコロと乗っていて、まあ美味しそうである。やっぱり気になる寿司ガリ風味マヨは置いておいて、液体ソースも、ふりかけも、やはりカップ麺のそば・うどんなので湯切り後の投入となった。
お湯を入れてから5分後
湯切りまでは5分間。アレクサにタイマーをお願いして、食べる準備をしておりました。さて、お待ちかねの湯切り後、ソースをドバっとかけてみたところ、良い香りが立ち込めるではありませんか⁉
なんとまあ、あまじょっぱいおいなりさんを彷彿させる香りのもと、期待感はどんどん高まります。
気になっていた寿司ガリ風味マヨを投入。そしてちょっとだけ味見。ふむ、マヨの中にショウガが練りこんであるようですね。新鮮な風味。でも、マヨとしてはいけてるんじゃないでしょうか。
ふりかけもさらに追加!
ふりかけの中身は、紅ショウガ、胡麻。ゴマはどうやら白ゴマと黒胡麻を混ぜて、風味を引きたたせているようですね。ふむ。悪くないぞ。
いざ実食
麺をいっきにとって、どばっと口の中に放り込む。
んん、、、んんん。
美味し、、、、くない、、、、ことはない。
え、意外に食べることができる。いや、美味しくない。
なんだこの不思議な食べ物は。いなり寿司を表現している点は100パーセント合格。うどんは?焼うどんは?どこにいったの?と、あまじょっぱい感じがうどんと絡んでなんとも表現できない味わいになっています。いやでも、カップ麺としては成立しているなと色々な思いが頭の中で巡ります。
ネットを見ていても、この味わいに賛否両論が繰り広げられているのが面白い。
私の大好きなお揚げさんは味がしみ込んでいて満点くらい美味しかったです。これだけで食べたいくらい。
いなりずしの再現度はばっちり。麺はうどんにして正解だったのではないでしょうか。もちもち麺に絡んだあまじょっぱいソースがバランスよかったと思います。意外に奇抜過ぎる商品と言うわけでもなさそうですね。
まとめ
美味しいか美味しくないかで言えば、そこまで美味しくない。とまあ正直な感想。ただ、カップ麺としての一定の水準は保っているので、かなり奇抜な商品ととらえなくても、好みが合えばハマる可能性ありな商品でした。
何と言っても、いなり寿司の再現度がよかったと思いますよ。ソース食べても、ああ、いなりだわと感じられるし、ふりかけの胡麻と合わせても、ああ、いなりだわと感心できる点がうまく作ったなあといった感想です。
特に、あまじょっぱい系のソースが好みの方はばちっとハマる可能性があります。それが苦手な方は無理かも。ただ、ネタ商品というだけでは収まらない枠にはめてきたのは明星一平ちゃんシリーズならではではないでしょうか。
それでは、レビューです。
パッケージ:★★★☆☆ 3
ソース:★★☆☆☆ 2
全体バランス:★★☆☆☆ 2
いなり再現度:★★★★★ 5
総合評価:★★☆☆☆ 2