我が娘の素朴な疑問から物語は始まりました。
「アニメの歌ってなんで最後に流れるの?」
そんな疑問から答えが出ずに「なんでなんだろうね~」って答えたはよいですが、ついつい気になってしまい、色々調べた結果わからず。
自分なりの考察をお伝えしてみようかと思います。
信用性は確かではありませんのでご了承ください。
それでは、主題歌が最後に流れる理由をどうぞ。
主題歌とは
そもそも主題歌の定義とはどんなことか調べてみたところ、メインテーマ曲を指しており、オープニング曲とエンディング曲とは区別がないようですね。
主題歌(しゅだいか)とは、映画・テレビ・ラジオなどのテーマ・ソング(和製英語, 英語ではtheme music)およびメイン・テーマ(main theme)の曲を指す。主にオープニングあるいはエンディングに演奏され、必ずしも歌曲とは限らない。広義には挿入歌・劇中歌も含む。
出典wikipedia(主題歌)
オープニング曲は、アップテンポな曲が多く、エンディング曲は落ち着いた曲が多いイメージですね。
アニメの構成について
アニメは大体30分番組がほとんどで、以下の様に番組構成がなされております。
- 前回までのあらすじ
- オープニング
- 前半パート
- CM
- 後半パート
- エンディング
- 次回予告
ざっくりと説明するとこのような形になります。30分番組なので、主題歌が2曲、CM、それぞれのパートを除くと実際の物語が進む時間は20分程度ではないでしょうか。
主題歌の導入理由について
それでは、主題歌が必要であることについて考察を述べていきたいと思います。
演出の盛り上げ要素
物語が始まるにあたり、高揚感を演出する意味合いがあります。テーマソングとして音楽が流れることによって、これから始まるんだぞとワクワクの気持ちを盛り上げてくれます。
楽曲に付随するアニメーションによって、
キャラクターの紹介
新しい何か(キャラや背景)を見せることで想像が膨らむ
特に印象に残ったジョジョの奇妙な冒険のOPです。特に演出の見せ方がうまいなと思います。想像が膨らむ、今後の展開やこのキャラはどうなるの、アニメーションに変化がある。こういったことで、視聴者の興味をぐっと惹きつけることとなるでしょう。
エンドロールとしての役割
アニメを放送するにはキャラクターの声優さん、スタッフの紹介や、関連企業の紹介などといった制作に関わる人たちの紹介が必要であります。
このエンドロールをエンディングという形で見せることで、
より視聴者に違和感なく伝えることができます。
また、次回予告と混ぜることで次への期待感を損なうことなく番組を終了することができます。
まとめ
私達がオープニングやエンディング曲に求める事
①物語の世界観と合っていること
②常に変化があること(アニメーション含め)
③導入タイミングが絶妙であること
いつも一遍通りの内容であれば、見ている視聴者は飽きてしまうでしょう。それを様々な変化を与えることで、本編に入るまでの気持ちの入り込み、エンディングでの次回に期待する事や物語を思い起こすことに繋がります。
なんで、毎回終わりに曲があるんだろうと言う子供の質問には、
「エンディング曲を聴くことで、この話がよくわかるでしょう。声優さんや作っていることもわかるし、登場キャラクターの紹介だってあるよ。そして、物語を見た感想を言える時間が作れるね。何より音楽って楽しいでしょ。」と言ってあげましょう。